■ファーム・プライス (firm price) (⇒インディケーション)
実際に取引する(できる)レート。
■ファンダメンタルズ分析(⇒テクニカル分析)
ファンダメンタルズとは経済の基礎的諸条件のこと。各国の経済状況を示す指標としては、国際収支・経済成長率・金利・失業率・物価などが挙げられるが、これらを分析することにより相場見通しを立てることが、ファンダメンタルズ分析である。しかし、各国の状況は、経済だけでなく政治状況なども絡み複雑化しており、為替相場におけるファンダメンタルズ分析といえば、特に相場の変動に大きな影響を与えるこのような政治的要素も含めて分析することが一般的である。
■フィギュア (figure)
為替レートの読み方。例えば、ドル・円レートが115.00の場合、日本語では、115円ちょうどと表現するが、英語では、例えば「ワン・フィフティーン・フィギュア(one fifteen figure)」と表現する。
■フィボナッチ数列 (Fibonacci series)
その第n項をF(n)とすると、(1)F(1) = 1、(2)F(2) = 1、(3)F(n) = F(n-1) + F(n-2) ( n >= 3
)の3性質を満たす数列のことである。この数列に現れる任意の2つの数字の比をフィボナッチ比率(Fibonacci ratio)という。イタリアの数学者フィボナッチ(1170?〜1250?)により考案された。一般的には、隣り合う項の比は常に1.618(またはその逆数の 0.618)となり、これを黄金分割比と呼ぶ。黄金分割比によって、無秩序とも思われる自然現象も必然的にあるべき姿になったと説明できるという考えを広義に展開し、一見、規則性はないと見られる相場の値動きに、フィボナッチ比率を適用して構築された理論がエリオット波動理論である。
■フェイバー (favor) (⇔アゲインスト)
保持しているポジション(持高)を現在のマーケット(市場)・レートで評価した場合に、利益となる状態。あくまで評価損益の状況を示すものである。
■フェデラル・ファンド・レート (Federal funds rate) (=FFレート)
米国では、FRS(連邦準備制度)加盟銀行は、預金残高の一定割合をFRB(連邦準備銀行)に預け入れることが義務付けられている。この預け入れ資金が不足している銀行が、余剰資金を持つ銀行から資金を借りる時の金利をいう。
■フォワードレート (forward
rate)(⇔スポット・レート)
外国為替の予約レート。スポット・レートに期間に応じたスワップ・ポイントを加減して算出。
■双子の赤字(⇒経常収支、 ⇒貿易収支)
米国が抱える経常収支の赤字(経常赤字)と政府財政の赤字(財政赤字)という二つの赤字問題。クリントン政権下での財政収支の好転で解消したかと思われたこの問題が、ブッシュ政権下で再び深刻化している。
■プラザ合意 (Plaza
Agreement)
1985年9月22日、ニューヨークのプラザホテルで開催された先進国5カ国(日・米・英・独・仏=G5)大蔵大臣(米国は財務長官)・中央銀行総裁会議で合意された経済政策、通貨政策等に関する合意。
一般的には、特にドル高是正を目的として、
- 対外インバランスの調整に、為替レートがその役割を果すこと
- 為替レートは、これまで以上にファンダメンタルズを反映しなければならないこと
- ファンダメンタルズを考慮すれば主要通貨はドルに対しある程度の上昇が望ましいこと
- これを促進するために各国は密接に協力する用意があること
が合意された。これを受けて、参加各国通貨当局は、その翌週から外国為替市場で(ドル売り)協調介入を行った。この最大の狙いは、ドル安によって米国の輸出競争力を高め、貿易赤字を減らすことにあった。
■ブラック・マンデー (Black Monday)
1987年10月19日の月曜日、米国株式市場の株価の暴落をきっかけとして起こった世界的な株式市場の暴落。この日、ダウ工業株30種平均は、前日比で505.99ドル安の1738.74ドルとなり、下落率は実に22.6%、まるで底が見えない暗黒の穴に吸い込まれてしまうような下落であったことから、この日は、後に「ブラック・マンデー」と呼ばれようになった。
■ブル (bull)(⇔ベア、 ⇒ニュートラル)
相場が上昇すると予想する、強気な見方。ブル(雄牛)が、角を下から上に向かってつき上げて攻撃する姿になぞらえた。
■ブレトン・ウッズ体制 (Breton Woods Agreement)
1944年7月、連合国44ヶ国が、米国ニューハンプシャー州ブレトン・ウッズに集まり、第二次世界大戦後の国際通貨体制に関する会議が開かれ、国際通貨基金(IMF)協定などが結ばれた。その結果、国際通貨制度の再構築や、安定した為替レートに基づいた自由貿易に関する取り決めが行われた。その後約25年続いた体制をブレトン・ウッズ体制という。加盟国の通貨レートは上下1%以内の変動幅でドルに釘付けすることが義務づけられ、ドル自体は1オンス=35ドルのレートで金に固定されたことから、「金ドル本位制」とも呼ばれた。
■ブローカー (broker)
インターバンク市場で、銀行等金融機関の間を仲介して売買取引を成立させる業者をいう(ボイス・ブローカー)。しかし、近年は、コンピューター・システムが取引を仲介する電子ブローキングが圧倒的シェアを占めている。
■プロフィット・テイキング・オーダー (profit-taking order)
(⇔ストップ・ロス・オーダー、⇒指値オーダー、 ⇒逆指値オーダー)
保有するポジションの利益を一定レベルで確定させるためのオーダー。売り持ちの場合には、現在のレベルより低いレベルに買いの指値オーダーを、買い持ちの場合には、現在のレベルより高いレベルに売りの指値オーダーを置く。
■プロフィット・テイク (profit-take)(=利食い、⇔ロス・カット)
利食いのこと。保有するポジションを、利益の出るレートで決済すること。 |