しかし、ある川崎の信用金庫では1億円のドル預金をした個人がいたそうです。それを聞いて、「個人は逆張りの発想があるのだな」「機関投資家よりもスマートなのかもしれないな」と思ったことがあります。
機関投資家など、サラリーマンが仕事で為替取引を行う場合には「群れ」になる傾向があります。「皆と違う動きをして失敗すると、上司からきつく言われてしまう」「皆と同じ動きをしていて皆と同じように損をしても、上司からそれ程言われない」という心理が働き易いのでしょう。
機関投資家とは違って、個人は独自の判断で動くことが出来ます。個人投資家の方には、あまり「群れ」にならず、「独自の判断」、「逆張りの発想」などを考えながら、且つ「リスクを抑えながら」取引を行っていただきたいと思います。そのことが為替市場の健全な発展のためには大切なのではないでしょうか。
(インタビュー実施日:平成19年9月20日) |