一般の有権者が本選挙で選ぶのは大統領本人でなく各州を代表する計538人の選挙人です。
選挙人とは各大統領候補が州ごとに有力者からなる選挙人リストに登録された人です。
有権者は選挙人のことは知らないで投票するのですが、選挙人の大半が各党の幹部や有力支持者であり、どの候補を支持するか事前に明らかにしていますので間接的に大統領を選ぶことになります。
その選挙人は50州全体で538人ですが、数は人口比で各州に割り当てられています。
最多のカリフォルニア州は55人で最少のワイオミング州はわずか3人です。
大統領候補はこの選挙人の過半数270人を獲得したほうが当選です。
又、米大統領選挙の大きな特徴として、勝者独占方式(Winner Take All)と呼ぶ仕組みがあります。
それは、その州でより多くの票を獲得した大統領候補者がその州に割り当てられている全ての大統領選挙人を独占するのです。
ある州でジョン・ケリーが10,000票、ジョージ・ブッシュが10,001票を獲得したとすると、ブッシュの方が1票多いだけでその州の選挙人分をすべて獲得できるのです。
前回の選挙では総得票数だけで計算するとゴアがブッシュよりも上回っていたにもかかわらず、結果的にブッシュが大統領に就任しました。 |