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勝ち組 FXトレーダー
~ スペシャル座談会 第3弾 ~

BOとは「我慢、我慢、我慢」の世界

羊飼い

yattaさんはどんな勉強をしたんですか?

yatta氏

最初の2年くらいは毎回号、スクリーンショットを撮っていました。

羊飼い

それをどう活用するんですか?

yatta氏

判定時刻が来たらBOの取引画面のスクリーンショットを撮って、特徴的な動きがあればメモ書きとともにパソコンに保存しておくんです。あとは各通貨の時間ごとの値幅や、経済指標の結果と動いた値幅を自分でデータをとりながら、経験値を高めていった感じです。最初はなぜ16時になると為替市場が動きやすいんだろうというレベルでしたから。

羊飼い

16時は欧州市場の始まりですよね。

yatta氏

主要国の市場が始まるとき、終わるときに市場が動きやすい――それすらわかっていなかったんです。

はみ毛氏

自分もやりながら勉強した感じです。最初は「なんでこの時間は動くんだろう、あ、ロンドンフィックスっていうのがあるのか」と。

yatta氏

とくに負けたときが悔しくて……。「負けた原因を絶対つぶすんや!」と思って、ものすごくビッシリ、負けた原因を書いていました。

羊飼い

どんなことを書いていたんですか?

yatta氏

負けた理由のほとんどは「我慢できなかった」ことでした。「エントリーすべきタイミングではないのに我慢できずエントリーしてしまう、無駄にポジションを取って負ける」ということが多かったので、「我慢、我慢、我慢」って書いていた記憶があります(笑)。

羊飼い

「勝ちを増やす」のではなく、「負けを減らす」ことを優先したんですね。

yatta氏

「負けを潰す」のが先ですね。マイナスがあると、プラスにするためには2倍の労力がかかるので、僕はとにかくマイナスを潰しました。負けを潰していけば、誰でも必ず勝てる瞬間が来るので。

羊飼い

初心者がこれから負けを潰そうとしたら、どのくらいの期間が必要ですか?

yatta氏

それがわからないのでキツイですよね。だからこそ、「まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ」という言葉があるわけで。

羊飼い

ジョージ・ソロスの言葉ですね。

期待値の高い場面なら負けても納得できる

はみ毛氏

勝てるようになるには、やっぱりチャートを見る、という習慣が大切です。どれだけ時間をかけてもずっと張りついて見る。

羊飼い

やっぱり経験値ですか。たまに見るだけではなく、見続けることですよね。

はみ毛氏

経験がないと、自分がやっているのが、期待値の高いトレードなのかどうかも判断がつかないんで。

羊飼い

期待値はどう考えるんですか?

はみ毛氏

過去の値動きを研究したり、経験値が増えてくると、「これは期待値の高い場面だ」というのがわかってくるんです。はっきり数字では出せないですが、めちゃくちゃ期待値の高い場面が年に数回、必ずあるんです。

yatta氏

負けても、期待値の高い場面だったなら納得できます。期待値の高い場面で取引を繰り返せば必ずプラスになるから。

はみ毛氏

反対に期待値が低い場面で食らったときはすごく後悔しますよね。「なんでこんなところで入ったんや」って。

yatta氏

入りたくなっても期待値の高い場面を待つ。我慢です。

はみ毛氏

野村(克也)監督が言ってましたよね。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と。

yatta氏

ホンマ不思議の負けはないですね。

羊飼い

為替市場ではオプションが意識されることもありますよね。あの場合はBOではなく、バニラオプションやバリアオプションですが、そうしたオプションについても勉強したんですか?

はみ毛氏

本を読んで勉強しました。それ自体が直接役立っているわけではないですが、オプションの仕組みを理解しているとBOに応用できる部分はあると思います。

羊飼い

先日、FXプライムbyGMOでもオプションのセミナーをやっていました。

はみ毛氏

オプションは難しいですよね。細かい仕組みは違いますがBOを実際にトレードしていると、「ここはBOでも当てはまる」とイメージが湧くので、オプション全般について理解しやすくなります。あとは「セータが~」とか専門用語を使うとかっこいいですし(笑)。

yatta氏

セータは、オプションの価値が時間経過でどう変化するかを示す指標ですよね。以前、自分がどうBOを見ているか、オプションに詳しい人に話したら、「オプションの考え方が自然と身についている」と言われました。BOも判定時間が近づくとだんだん価格が安くなっていったりします。それを「タイム・ディケイ」と言うんですが、そんな考え方がBOを通じて自然に身についていたようです。

はみ毛氏

BOでも「アウト・オブ・ザ・マネー」になっている……つまり判定レートに到達していないオプションは時間とともに価格が低下していきます。1時間前に300円だったのが判定時刻直前には90円になったり。

yatta氏

オプションの勉強をしなくても、BOの取引を重ねると経験則から「このオプションは高い、安い」と判断できるようになりますよね。

自分に合ったスタイル、時間帯を見つけるべし

羊飼い

負けている人へのアドバイスはありますか?

はみ毛氏

勝てない人の特徴を考えると、yattaさんも言っていたように「無駄なエントリーが多い、期待値の低い場面でエントリーする」ことがあります。しかも負けたらすぐに取り返そうとして、期待値の低い場面でエントリーして連敗するという負のスパイラル。

羊飼い

それを改善するには?

はみ毛氏

待つことを覚えないといけないですよね。チャートは常に見る。だけど、常にエントリーはしない。我慢してチャンスを待つ。あとは時間への意識ですね。経済指標の発表時間が得意な人もいれば、欧州時間が得意な人、乱高下が得意な人もいる。まずは少額で試して、自分にあった時間を見つけることだと思います。

羊飼い

働いている人だと欧米の経済指標の時間はトレードしやすいですね。

yatta氏

そうですね。僕は週末になるといろんな金融機関が「来週はこれに注目」といったレポートを出すので、日曜日にそれを見ながら1週間のスケジュールを決めています。「火曜日の早朝に英議会の採決があるから集中してトレードしよう」とか。そうやって計画を立てやすいのもBOのメリットですね。

「手法に絶対はない。それよりも重要なのは資金管理」

羊飼い

yattaさんは勝てない人にどんなアドバイスがありますか?

yatta氏

僕はいつも「手法はどうでもええねん」って言っています。「聖杯」(絶対に勝てる手法)なんてないのに、なぜか聖杯を追い求めちゃう人がいます。けれども聖杯は絶対にない。僕らは「可能性に賭けている」ということを自覚して、負けを受け入れることですね。

はみ毛氏

僕も日単位の勝率は6割くらいです。

yatta氏

僕も最近は6割くらいです。4割は負けるので、負けを受け入れて資金管理する。手法よりも資金管理なんです。口座に入れた金額を一度に投じて、勝ったら勝った分だけ投じてしまう人がいる。それだと必ずいつか全額なくします。

羊飼い

BOで適切な資金管理を行なうには、どうすればいいんですか?

はみ毛氏

まず大前提として、yattaさんのようにトレードや日々の収支をきちんと記録すること。それに安定して勝てるようになるまでは、金額を小さくしてトレードして自分に合った時間やスタイルを見つけることです。

yatta氏

その上で資金10万円だとすれば、一度に投じるのは2万円くらいですね。

羊飼い

BOだと1トレードの最大損失は投資額とイコールですよね。FXのように自分で損切りしないといけないわけではないから、資金管理をそんなに細かく考えなくていいと考えている人もいると思います。

はみ毛氏

期待値の高いトレードを行なっていても、2連敗、3連敗することはある。それで資金がゼロになってしまうようだと、確率に収束する前に退場せざるを得なくなってしまいます。それは資金管理ができていないですよね。

yatta氏

勝率6割でも、ちゃんと資金管理できていれば資金はじわじわ右肩上がりで増えていきます。

ギャンブルと投資、バイナリーオプション

はみ毛氏

自分はチャレンジングなところがあって、波が荒い。多分、yattaさんから見たら、大きなロットをぶん回すイメージがあると思うんですが、資金が少ないときは固いトレードをしていました。

yatta氏

今だって資金を全額失うようなリスクは負わないやろ?

はみ毛氏

それはただのギャンブルですよね。BOで負ける人の特徴を考えると、そうやって「ギャンブルの代用」としてBOを捉えてしまうこともあると思います。

yatta氏

ギャンブルのように考えるから資金管理ができない。あればあるだけベットしちゃう。カジノでテーブルに座ったら周りを見ずにいきなりボタンを押しちゃうタイプです。そういう人はまず資金管理の感覚を覚えないと。

はみ毛氏

ただ、自分はギャンブルがすごく好きで学生時代の学費や生活費もパチスロでまかなっていたんです。麻雀が強い人は投資も強い傾向があると思うんですが、投資とギャンブルで共通して大事なことはあると思います。

羊飼い

どんな部分ですか?

はみ毛氏

期待値の考え方がそうですよね。よく「流れがいい、悪い」といいますが、僕はそんなものはないと思っていて、毎回独立した確率で場が動く。確率に沿って淡々と打つ手を選んでいく、それができるようなメンタルコントロールが、投資では大切だと思います。

羊飼い

流れって、自分の精神的なものなのかもしれないですね。

はみ毛氏

それはありますね。悪い結果が続くと、精神的に我慢できなくなることがあるので。

羊飼いの「低倍トレード」

羊飼い

パソコンとスマホ、どちらでトレードしているんですか?

yatta氏

パソコンです。スマホでトレードするのは外出先でどうしてもやむを得ないときだけですね。

はみ毛氏

僕も今は専業トレーダーなのでパソコンがメインですが、兼業のときはスマホでも取引していました。仕事の待機時間や手が空いている時にスマホを開いて、ですね。本当はダメなんですが、自分が議長を務める会議と日銀会合が重なったことがあって。どうしてもトレードしたくてテーブルの下でコソコソ取引したり(笑)。

羊飼い

議長なのに(笑)。僕も何度かBOにチャレンジしたんですが、「コツコツドカン」でヤラレちゃいます……。その時にやっていたのが800円、900円くらいのBOを買って満期まで握って1000円の払い戻しを受けるやり方。勝率は高いんですが、利益が小さいので一度負けるとダメージが大きいんです。

yatta氏

そのやり方だと、勝率を100%に近づけないとオカネが残らないですよね。

はみ毛氏

それだけを研究していけば勝つ道はあると思います。そのためには毎回エントリーするようなことはせず、どんな場面だと期待値が高いのか、研究が必要です。

羊飼い

反対に100円、200円くらいの安いBOを買うやり方もありますよね。初心者がやるなら高いBOと安いBO、どちらが勝ちやすいですか?

はみ毛氏

「高倍」(金額が安く払い戻しとなったときの倍率が高いオプション)のほうが、精神的な負担は小さいですよね。価格が安いので落ち着いてトレードできるから。

yatta氏

「高倍」でも「低倍」(金額が高く払い戻しとなっても倍率は低いオプション)でも、自分にあったやり方がいいと思います。

はみ毛氏

最初は金額を小さくして、いろんなやり方をやってみるのがいちばんです。

「井戸端為替会議」で知るロンドン情報

羊飼い

得意な通貨ペアはあるんですか?

yatta氏

今年は欧州通貨が動きやすいのかなと思って注目していますし、議会の採決など注目イベントではチャートに張りついています。松崎美子さんの情報が役立ちますね。

羊飼い

FXプライムbyGMOだと松崎さんが「井戸端為替会議」に書いていますね。

はみ毛氏

今は経済指標や要人発言の情報を誰でも無料で取れる時代。情報へのアンテナをしっかり立てておくことも大事ですね。Twitterを使えば、情報が早いし料金も無料。いちばん効率がいいと思います。

yatta氏

初心者だったら、うまそうな人がフォローしているアカウントをそのままフォローして、そこから「この人はいらないな」と思う人を外していけばいい。

羊飼い

その他に見ている情報はありますか?

yatta氏

僕はドルインデックスなどの指標を見ていますね。今、どの通貨が主軸になって動いているのかを見たいので。

羊飼い

BOは会社によって判定時刻が違いますよね。FXプライムbyGMOは偶数時間に始まるって偶数時間に終わるし、ある会社では終了時刻が奇数時間。経済指標が発表される時間に始まったり終わったりする回号もあります。それが何かに使えるのかなと思ったり。

yatta氏

使えます。時間はBOを攻略するキモのひとつですね。でも、そこはあまり突っ込まないでほしい。僕らの飯のタネなので(笑)。

はみ毛氏

会社によって満期時間が違うので、時間に応じて口座を使い分けるのは大事だと思います。「偶数時間の満期を狙ってトレードするときならFXプライムbyGMO」といったように。

yatta氏

FXプライムbyGMOは取引ツールも使いやすいですね。初心者でもすぐに馴染めると思います。あとはオンラインセミナーを頻繁に開催しているので、見ることも多いです。

はみ毛氏

専業トレーダーの記事も多いのでおもしろいし、役に立ちます。

yatta氏

他の人の記事は僕も読みます。うまい人の考え方を知りたいし、自分と同じような部分で悩んでいるんだなと共感したり、参考になります。それに比べて今日は地味なふたりですが、大丈夫ですか……(笑)。

羊飼い

おふたりの話を聞いていると投機ではなく投資としてBOに取り組んでいるのを感じます。理論がしっかりしてますよね。

はみ毛氏

FX、とくにスキャルピングは感覚的で言葉にしにくいところも多いですが、BOは説明しやすいですよね。言えない部分も多いですけど(笑)。

少額を増やすならBOが勝ちやすい

羊飼い

BOは努力で勝てますか?

はみ毛氏

一定のところまでは努力すれば誰でもいけます。ただ、その先、ある程度より上を目指すには才能も必要。それは株でもFXでもどの分野でも一緒だと思うんですが、難易度はそれらと比べて相対的に低いと感じています。

羊飼い

株やFXと比べても勝ちやすいですか?

はみ毛氏

語弊のある言い方かもしれないですが、金融商品のなかで、始めるにあたっての金額的な敷居が低いことなども含めて、BOの難易度は決して高くないと感じています。小さな資金を増やす、たとえば100万円を1000万円に増やすには、リスク管理や少額でコツコツ努力してコツをつかむことだってできるので、BOの難易度は必ずしも高くないと感じます。

yatta氏

その先、10億円にするのは難しくなりますが、勉強して、努力して、勝つコツを掴む教材としてはとてもいいですよね。

はみ毛氏

海外BO業者や情報商材業者など、うさんくさい人がいるせいで、BOに悪いイメージを持っている人もいる。BOという商品は損をしていますよね。実際にはすごくいい商品なのに。

羊飼い

たしかに変なイメージを持っている人がいるかもしれません。

はみ毛氏

お恥ずかしい話、自分はまだFXの生涯収支がマイナスなんです。2200万円くらいのマイナス。2016年には5500万円のマイナスだったので、徐々に減ってはいるんですが……。でも、そんな自分でも研究した結果勝てるのがBOなんです。

羊飼い

BO、おもしろそうですね。おふたりの話を聞いていたら、やりたくなってきました。今日はありがとうございました!