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第八講:移動平均線

 

博士 こんにちは。今日の講義は「移動平均線」です。早速ですが、図1を見てください。

【図:1】

図:1
まどか 「この波状の線が移動平均線ですね。」
博士 そうです。移動平均線は過去の一定期間のレートの平均値をグラフ化したものなんです。
まどか 「一定期間ってどれくらいなんですか?」
博士 そうですね。使う人の好みによっても違うんですが、一般的には為替の場合、21・90・200などが注目されているようですね。ちなみに短期で見る場合は5・10・50なども使います。
まどか 「なるほど、でもどうやって使うんですか?」
博士 そうですね、抵抗線や支持線と同じように上値のメドや下値のメドとして使う場合もありますし、移動平均線の上にローソク足がある場合は上昇相場、逆に下にあ場合は下降相場という感じでみる場合もありますね。後は移動平均線とローソク足の乖離が大きい場合は天井もしくは底が近いと考えることもあるようです。
まどか 「すごいですね。ところで線が交わった時はなにか意味があるんですか?」
博士 良いところに気がつきましたね。図2を見てください。

【図:2】

■ゴールデン・クロス
図:2 ゴールデン・クロス
■デッド・クロス
図:3 デッド・クロス
クロスしたときの値位置
まどか 「ゴールデン・クロス?デッド・クロス?なんだかすごい名前ですね。」
博士 そうですね。短期の移動平均線が中・長期の移動平均線を下から突き抜けた時がゴールデン・クロス(買いシグナル)、逆に短期の移動平均線が中・長期の移動平均線を上から突き抜けた場合がデッド・クロス(売りシグナル)です。
まどか 「なるほど。単純だけどすごく使えそうですね。」
博士 移動平均線は一番メジャーなテクニカル指標だと思います。そしていろいろな使い方ができるのもメリットですね。今日の講義はここまでにします。

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