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第十二講:RSI(相対力指数)

 

博士 こんにちは。今日の講義は「RSI」についてです。
まどか 「テクニカル分析で良く耳にしますね。」
博士 そうですね。正式にはRelative Strength Indexと言いますが、日本では「相対力指数」とも呼ばれていますね。図1を見てください。

【図:1】

図:1
博士 上の図ではローソク足の下の折れ線グラフのことなんですが、このRSIは相場の過熱感、つまり買われすぎ・売られすぎを示すテクニカル指標なんです。100%に近いほど買われすぎ0%に近いほど売られすぎと考えるんですが、一般的には70%以上で買われすぎ・30%以下で売られすぎと判断することが多いみたいですね。
まどか 「なるほど。確かにaの時は天井近辺ですし、bの時は底近辺ですね。ということは単純に70%を超えてきたら売りシグナル、30%を割りこんできたら買いシグナルということですか?」
博士 そうですね。このRSIは基本的に相場が上がれば売り、下がれば買いという逆バリで仕掛ける時の指標です。ただし、トレンドの勢いが強い時にはRSIが100%に張り付いてしまうようなこともありますから注意した方がいいかもしれませんね。RSIを使って順バリ(トレンドフォロー)風にトレードする時は、30%割れから30%以上になった時に買う・70%超えから70%以下になった時に売るという手法もありますね。後、RSIを使った売買手法で「逆行現象」を使ったものがあります。図2を見てください。

【図:2】

図:2
まどか 「これはどう考えればいいんですか?」
博士 ローソク足がAからBにかけて下落しているのにRSIはAからBにかけて上昇していますね。このことを「逆行現象」といいます。売買手法としてはAB間のRSIで一番高い水準を上抜けた地点Xで買いシグナルです。CDの場合はその逆ですね。
まどか 「なるほど。RSIは逆バリ専用と思っていたんですが、トレンドフォローでも使えるんですね。」
博士 そうですね。今日の講義はここまでにしましょうか。

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