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第十五講:一目均衡表(パート2)

 

博士 こんにちは。今日の講義は「一目均衡表パート2」です。まずは図1・2を見てください。

【図:1】

図:1
ロウソク足が転換線、基準線、雲を下抜く(図中のオレンジの印)
遅行スパンがロウソク足を下回る(図中の緑の印)

【図:2】

図:2
ロウソク足が転換線、基準線、雲を上抜く(図中のオレンジの印)
遅行スパンがロウソク足を上回る(図中の緑の印)
博士 前回、転換線・基準線・遅行スパン・先行スパン1・2や「雲」については説明しましたね。今回はいろんな線等の絡み具合などで「相場の騰落判断」をしてみましょう。例えば図1のような相場の下降局面で相場が下降トレンドに突入したと判断するためには次のような現象を確認することが必要です。

  1. ローソク足が転換線・基準線・雲を下抜く
  2. 転換線が基準線を下抜く
  3. 基準線が下落に転じる
  4. 遅行スパンがローソク足を下回る

この四つの条件が多く揃えば揃うほど信頼性が高くなります。
まどか 「なるほど。面白いですね。」
博士 それから図2はその逆ですね。後、この一目均衡表には相場のサイクル的な要素も組み込まれているようです。図3を見てください。

【図:3 雲のねじれ】

図:3 雲のねじれ
博士 「雲」がX型にねじれている所がありますよね。このようなところは相場の変化日(基調転換)になることもあるようです。
まどか 「ほんとですね。A~Cにかけては見事に相場が転換しているみたいですね。」
博士 前回から一目均衡表について講義しましたが、このチャートだけでもいろいろな分析ができますよね。しっかり覚えておきたいものですね。今日の講義はここまでです。

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