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勝ち組FXトレーダー × 羊飼い ~スペシャル対談~

利益を上げるFXトレーダーたちはどのような取引しているのか。手の内を明かしたがらない人も多いなか、取材に応じてくれたのはFXプライムbyGMO利用者のなかでも屈指の実力を誇るカズさんです。 本物のトレーダーから秘訣を聞き出すには対談相手も本物が必要。ということで日本トップクラスのFXブロガー羊飼いさんがカズさんと対談してくれました。FXプライムbyGMOだから実現できたFXサミット。ぜひご一読ください。

プロフィール

カズさん
専業トレーダー。会社員、パチプロ、料理人、アフィリエイターと職を転々とし2009年4月にFXを開始。他の投資家とは交わらずSNSも行わない孤高のトレーダー。

インタビュアー:羊飼い(TwitterID:@hitsuzikai)
FXブロガー。日本のFX黎明期から取引を開始。2003年からはFXブログも開始し、日本最大規模のFXブログへと磨き上げる。現在の取引スタイルはスキャルピングやデイトレードが中心。スマホとタブレットを駆使した独自のスタイルを確立する。

いくら稼いでる?気になる収益推移を直撃!

―― はじめまして!

カズ こんばんは。羊飼いさんのブログはずっと前から見ているんです。FXを始める前からです。

―― どういうことですか?

カズ じつはFXを始める前、アフィリエイトで食べていた時期があるんです。FX系のアフィリエイトにも進出しようと思ったときに羊飼いさんのことを知りました。どう検索しても最上位に羊飼いさんがいたので、絶対に抜けないなとあきらめました(笑)。

―― そんなことが……。ではFXを始めたのはいつころなんですか?

カズ アフィリエイトでは1人でがんばっても限界がある。5人くらい雇った時期もありましたが、組織的に働くのが得意ではなく、経費は増えても利益は増えない。競争環境も激しくなり、新たな収入源をと思って始めたのがFXでした。2009年ころのことです。

―― 成績はどうだったんですか?

カズ FXを始めた2009年は-350万円でした。それ以降は勝ったり負けたりが数年間続き、2014年に3億円以上の確定申告ができるまでになりました。そしてコロナ禍においては、相場が大きく動き出したということもあり、2020年には再び3億円以上の確定申告を行いました。翌年21年は6,000万円を超える程度でしたが。

―― FXを始めて、3億円以上の確定申告が2回もあるんですか。すごいですね。

カズ はい、相場が自分のスキャルトレードにあっていたのでしょうね。2回もできたので大きな自信になりました。今回、コンサルタントの小杉さんにお願いされ、プライムさんでの私のトレード履歴を一部公開することにもなりました。よかったらご覧ください。

―― えっ・・・そんな神対応まで・・・

カズ プライムさんのお役に立てればと思い、一肌脱ぎました!

―― すご過ぎます!

情報商材を100冊読んでも勝てない

―― どうやって稼げるようになったのでしょうか?

カズ 最初の4年は勝ったり負けたりです。そのころはいろんな検証をしていましたね。過去のチャートを1本ずつ動かせる検証用のソフトを使った仮想トレードです。「この手法なら勝てるのでは」という方法をかたっぱしから試し、土日はほとんど検証していました。

―― 検証したのはどんな手法ですか?

カズ 当時、いろんな情報商材を買い漁っていたんです。トータルで100冊くらいは読んだかもしれない。そこに載っている手法を試していました。

―― 参考になりました?

カズ 僕はもともと投資の知識がゼロだったんです。ダブルボトム?ゴールデンクロス?という状態だったので、その意味ではためになりました。でも、勝てるようになるかというと……勝てません(笑)。

―― やっぱりそうですよね。

カズ でも、「情報商材では勝てない」とわかったことは収穫でした。もっと言えば「手法では勝てない」。あるルールでずっと勝ち続けることは不可能だとわかりました。1か月、半年くらいなら勝てる手法はあるんです。でも、これなら勝てると思って取引量を増やすとダメになる。そんなことの繰り返しで数年間を過ごしました。

「損失300万円以上」で実感していた成長

―― 1年目には300万円以上負けていますよね。FXをあきらめようとは思わなかったんですか?

カズ 勝てるようになればずっと勝てると思っていたからです。勝てるようになるまでは勝っても負けても関係ないと思っていましたし、300万円負ければ「これをやってはダメなんだ」とやってはいけないことがわかってくる。自分がレベルアップしているんだろうなと思っていました。

―― ナンピン買い下がりとかも禁止にしているそうですね。

カズ それもこの時期にわかったことなんです。どのくらいの幅で買い下がるか、どんなときに買い下がるかと考えましたが、意味がなかった。結局、ナンピンは最後に大きく負ける。あらゆる手法のなかでいちばん負けるんじゃないでしょうか。

―― 他にはどんなルールが?

カズ 日をまたいで持ち越すこともないです。ニューヨーク時間が終わると10分か15分くらいメンテナンスで取引できない時間があるじゃないですか。もしもその間に事件が起きたら対処できない。そのリスクが嫌なんです。

―― 勝ったり負けたりしながら上達していったんですね。

カズ ダメなものを排除して自分のなかでいいものだけが自然と残っていきました。そうこうするうちにアベノミクスで相場が大きく動き出した。いろんな手法を同時並行していましたがスキャルピングで勝てるようになったんです。

―― どのくらいの時間軸でスキャルしていたんですか?

カズ 今よりもずっと短くて1分以内、30秒くらいでの決済もよくありましたし、今は米ドル/円だけですがアベノミクスのころはたしかユーロ/円がメインです。勝てるようになると自信もついてきた。だんだんと今のやり方に近づいていきました。

「勝率58%・リスクリワード1」で充分

―― 今はどう取引しているんですか?

カズ 決済まで少なくとも1分は持っています。エントリーして数秒で切りたくなるときもありますが、あまり早く決済するとFX会社さんがカバーできず迷惑をかけてしまうかもしれない。それが続くと優良なFX会社さんが潰れてしまうかもしれないので少なくとも1分は持つようにしています。

―― そこまで考えているとは……。じつは今回、カズさんの取引履歴を見せてもらったんです。2020年からの履歴と、そのまとめを見ていていくつか思ったことがあるので質問させてください。

―― まず勝率なんですが、2020年、21年、22年とほぼ58%で安定していますよね。

カズ そんなにありますか。自分では55%くらいのイメージでした。自分としては勝率99%をめざすよりも「勝率50%でも利益を残せる手法」をめざしたいんです。

―― 多分、FXを取引するほとんどの人がカズさんより勝率がいいんじゃないかと思うんです。でもトータルの損益ではカズさんに遠く及ばない。なぜなら勝率がよくても「ドカン」(大きな損切り)があるから。

カズ コツコツドカンですよね。

―― リスクリワード(平均利幅と平均損失幅の比率)が1前後です。2020年は1をわずかに超えていますが、21年、22年は1よりも低い。

カズ 勝率は低いし、リスクリワードも高くない。試行回数を増やし、利益を確保しています。

―― 勝ちトレードの平均保有時間は5分くらい、負けトレードだと6分程度です。

カズ 負けのほうが長いのは、切るに切れないときがあるからですね。勢いよく反対方向に動いたら切りやすいですが、ジリジリと反対にいかれると切るに切れなくなる。1時間くらい抱えてしまうことがあります。

エントリー、決済の判断は

―― エントリーや損切りはどう判断するんですか?

カズ 次の瞬間に上がるか、下がるか、そのイメージが浮かんだときです。

―― その判断材料にテクニカル分析を使ったりするんですか?

カズ 一切使いません。見ているのは1分足のチャートがメイン。テクニカル分析は何も表示させていません。意識するのはローソク足と直近の高値・安値くらいです。

―― 高値・安値に水平線を引くんですか?

カズ チャートに勝手に引かれるので、それを見ているだけですね。「高値をブレイクしそう」と思ったら水平線を超える前に買う。「反転しそう」と思ったら水平線の手前で売る。「129円ちょうど」のようなゼロゼロの節目や、129円50銭のような50の節目は意識します。水平線を引くわけではないですが、注意しています。

―― チャートは1分足がメインとのことですが、他の通貨ペアや時間軸のチャートも見るんですか?

カズ 10枚のモニターに、合計50程のチャートを出しています。時間軸は通貨ペアによって違いますが、1分足、15分足、1時間足、4時間足、日足です。通貨ペアや時間軸を切り替えて現状を確認している間にトレードタイミングを逃したくないので、気になるチャートを全て表示できるようにしたらモニターは10枚になりました。

クロス円 米ドル/円
ユーロ/円
豪ドル/円
ポンド/円
ドルストレート ユーロ/米ドル
豪ドル/米ドル
ポンド/米ドル
株価指数 ダウ平均
日経平均

その他にもNZドルやカナダドル、スイスフランやユーロ/豪ドルのようなユーロクロス、それにナスダック総合指数やS&P500、WTI原油、米国債10年物利回りなどのチャートを必要に応じて出しています。

―― それだけ見ていると、スマホでのトレードは難しそうですね。

カズ スマホでは絶対トレードしないです。スマホだと1つのチャートしか見られないじゃないですか。僕もトレードするのは米ドル/円だけですが、他通貨ペア、他市場も見て、今の状況はドル高なのか、株安なのかと確認しながらトレードしたい。他通貨をそんなに細かく見るわけではないですが、日ごろから複数のチャートを「全体の絵」として眺めて判断しているので、それができないスマホでトレードするのは難しいんです。

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