取引概要
(選べる外為オプション)
取引形態 | オプションタイプ | 取引通貨ペア |
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取引時間 | 各回号の取引時間 | 最小取引単位 |
呼び値の単位 | ペイアウト金額 | 必要保証金 |
取引ツール | レートおよび価格の提供者 | |
取引手数料 | 取引方法 | 原資産価格 |
取引の上限 | 権利行使価格 | 取引価格 |
判定ならびに権利行使 | 両建て取引 | |
取引停止事由 | ロスカットルール | 一時中断 |
取引代金の授受 | 区分管理 | スリッページ |
取引形態
店頭通貨バイナリーオプション取引
オプションタイプ
ヨーロピアンタイプ ラダーオプション
取引通貨ペア(原資産)
米ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、豪ドル円
取引時間
月曜日~金曜日の午前8時~翌午前4時
各回号は2時間ごとに開催します(全通貨共通)。
第1回号 8:00~10:00
第2回号 10:00~12:00
第3回号 12:00~14:00
第4回号 14:00~16:00
第5回号 16:00~18:00
第6回号 18:00~20:00
第7回号 20:00~22:00
第8回号 22:00~翌0:00
第9回号 翌0:00~翌2:00
第10回号 翌2:00~翌4:00
各回号の取引時間
2時間
※各回号の満期時刻2分前からは、購入・売却ともに注文受付を停止します。
最小取引単位
1枚
呼び値の単位(取引価格の最小単位)
1円
ペイアウト金額
1枚 1,000円
必要保証金
取引による最大損失額は購入金額と同額のため、保証金は不要です。
取引ツール
パソコン、スマートフォンを利用して、インターネット経由で注文ができます。
電話による注文は受け付けていません。
レートおよび価格の提供者
取引画面に表示されるレートおよび価格(原資産価格、権利行使価格、取引価格および判定レート(判定価格))はGMOクリック証券株式会社(以下、「ASP提供元」)が提供します。
原資産価格
取引画面に表示される原資産価格は、外国為替市場において取引されている最新の為替レートを参照・生成した為替レート(配信レート)の買値(ASK)と売値(BID)の仲値(MID)を提示しています。
取引手数料
0円
取引方法
新規取引の受付は購入(成行注文)のみです。
回号の注文受付時間内であれば、購入したオプションはいつでも売却できます。
取引の上限
新規購入 | 1日あたり 10,000枚 1注文あたり 200枚 ※売却に上限はありません |
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同時保有 | お客様保護の観点から、お客様の取引属性に応じてグループ分けを行い、グループごとに保有上限枚数を設定します。 ※グループごとの保有上限枚数については、取引状況により見直しを行う場合があります。 お客様ご自身の保有上限枚数は、取引画面内にて確認いただけます。 |
損失 | 当社では、定期的にお客様に申請いただいた投資可能額と照らし合わせ、お客様の取引内容についてモニタリングを実施しています。 お客様の取引状況が過度な取引であると当社が判断する場合には、お客様の取引を規制させていただく場合があります。 バイナリーオプションは1取引当たりの損失が限定的であるものの、過度の投機的な取引を行うと、累計の損失が大きくなる可能性もあります。 |
権利行使価格
設定方法 | 権利行使価格は、基準となる権利行使価格から上下対称に設定します。 基準となる権利行使価格は、各回号の注文受付が開始される1分前の為替レートを、対円通貨ペアは小数第二位、対ドル通貨ペアは小数第四位を四捨五入することにより決定します。 また、何らかの理由により、注文受付予定時刻に権利行使価格を設定できなかった場合、当該回号は中止とします。 |
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値幅・本数 | 各権利行使価格の値幅・本数は、中長期的な為替相場の変動を鑑み、回号開始直後から極端に高いペイアウト倍率とならないよう設定します。 注文受付時間内に重要経済指標の発表を控えている回号や、インターバンク市場の流動性が低下する回号等では他の回号と異なるペイアウト倍率になる場合があります。 |
追加について | 回号の開催中に権利行使価格を追加することはありません。 |
取引価格
2wayプライス | 注文受付時間中は、購入価格とその時点における売却価格を提示します。購入価格と売却価格には価格差(スプレッド)があります。 |
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決定方法 | 取引価格は、オプション取引の理論モデルの一つである「ブラック・ショールズモデル」に基づいて算出し、リスクプレミアムをスプレッドとして加味した価格を提示します。 同モデルでは、原資産価格、権利行使価格、ボラティリティ、権利行使期間(取引時間)、金利が変数となっており、これらの変化により取引価格も変動します。 ※店頭通貨バイナリーオプションの取引価格は、複数の要素に基づく計算値であり、基本的には相対取引で取引価格が決定されます。そのため、同一条件の店頭通貨バイナリーオプションであっても、その取引価格が取扱金融商品取引業者により異なる場合があります。 ※重要経済指標の発表前後やインターバンク市場の流動性低下時、各回号の満期前はスプレッドが広がる傾向があります。 |
その他 | 購入価格はペイアウト金額と同額(1,000円)となる場合があります(=1.00倍のペイアウト倍率)。 提示されている購入価格が1,000円の場合は、経済合理性を欠くため、お客様からのご注文は受け付けません。 |
判定ならびに権利行使
判定レート | 満期時刻前に最後に更新された原資産価格 ※何らかの理由により満期時点に最新の為替レートを参照・生成できなかった場合には、Bloomberg社が同時点で配信したレート(BIDレートとASKレートの中間値)を判定レートとして使用します。 |
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判定処理 | 満期時刻まで保有したオプションは、判定レートに基づいて自動的に権利行使・権利消滅が判定されます。 ・コールオプション 回号終了時点の判定レートが、権利行使価格以上となった場合 (判定レート≧権利行使価格)にペイアウトします。 ・プットオプション 回号終了時点の判定レートが、権利行使価格未満となった場合 (判定レート<権利行使価格)にペイアウトします。 |
両建て取引
お客様保護の観点から、経済合理性を欠く両建て取引は禁止します。
※両建てとは、同一権利行使価格のコールオプションとプットオプションの両方を購入する取引を指します。
取引停止事由
インターバンク市場の流動性低下、または為替レートの急変等その他技術的な理由により、レート提示・ヘッジ取引等が困難であると当社が判断した場合は、回号開催中においても購入・売却を中止する場合があります。
この場合には、お客様の保有していたオプションは満期時点に判定レートに基づいて判定します。
ロスカットルール
取引による最大損失額が購入金額に限定されるため、店頭外国為替保証金取引のようなロスカットルールはありません。
一時中断
円滑な取引環境を提供するとともに過大な取引によるシステム負荷を未然に防ぐため、回号・通貨ごとに取引上限を設けており、取引上限枚数に達した場合は一時中断とさせていただく場合があります。
取引代金の授受
『選べる外為オプション』取引での購入金額は、各回号の取引約定時に、お客様の『選べる外為オプション』取引口座より差し引くことにより徴収します。購入金額は、取引枚数×取引価格(購入価格)となります。
また、購入したオプションを売却した場合の売却金額については、売却取引約定時に、お客様の『選べる外為オプション』取引口座に入金します。売却金額は、取引枚数×取引価格(売却価格)となります。
ペイアウト金額については、各回号のペイアウトに係る判定終了後、速やかにお客様の『選べる外為オプション』取引口座に入金します。
区分管理
『選べる外為オプション』口座にお預けいただいた資金は、当社の他商品と同様、当社の資産とは分離してみずほ信託銀行の信託口座にて全額を金銭信託により管理します。
スリッページ
お客様の注文は、受注サーバに到達した順に受け付けられ、約定の処理を行います。
しかしながら、お客様のご注文がお客様の端末から受注に至るまでの通信時間および約定の処理時間により、発注時の画面表示上の取引価格(以下、「表示価格」)と約定処理時点の取引価格(以下、「配信価格」)との間に価格差(以下、「スリッページ」)が発生する可能性があります。
「スリッページ」は、お客様にとって有利となる場合もあれば、不利となる場合もあります。
『選べる外為オプション』では、発注時にお客様が許容できるスリッページ幅を注文画面内設定画面で設定することができます。
お客様がスリッページ許容幅を設定し発注した場合、お客様の注文を受注サーバで受け付けた後の配信価格が表示価格と一致するか、配信価格がお客様の設定したスリッページ許容幅の範囲内となる価格であれば、お客様の注文は当該配信価格ですべての枚数が約定し、設定スリッページ許容幅を超えている場合には、当該注文は失効します。
スリッページ許容幅を設定せずに成行注文を発注することもできますが、相場急変時はスリッページが想定以上に拡大する場合がありますので、ご注意ください。
なお、為替相場の変動が激しい場合には、スリッページ許容幅の設定の有無にかかわらず、配信価格が有効な取引価格ではないものとして注文を受け付けない場合がありますので、あらかじめご了承ください。